床塗装工事の豆知識！使われる塗料とその特徴 | 愛知県知立市・安城市で塗装工事の仕事やルート営業の求人は天狗堂

こんにちは！
愛知県知立市を拠点に、愛知県・三重県・静岡県にわたって各種塗装工事や防水工事を手掛ける株式会社天狗堂です。
工場のための塗床とは、床下地のコンクリートに仕上げ材を直接塗って仕上げるものをいいます。
今回は、床塗装工事で使用される塗料やそのメリット・デメリットについてお話ししていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

床塗装の必要性

工場の床は、歩行や車両の走行による摩耗、落下物による破損、薬品による腐食といった傷がつきやすい要因が多くあります。
そのため、耐久性、耐熱性、防じん性といった機能を持つ塗料を塗ることで、コンクリートを守ることが床塗装の目的といえます。
単純に塗るわけではなく何層にも分けて、さまざまな性能を持った仕上げ材を塗っていきます。
床塗装で使われている塗料は多種多様で、その数も数え切れないほど存在しますが、最もよく使用されるものがエポキシとウレタンです。
その他にもアクリルやビニルエステル、ポリエステル、水溶塗料など使用目的や用途別にさまざまなものがあります。

エポキシ樹脂

メリット

・耐熱性、接着性、耐薬品性、機械的性能に優れているため、化学工場などへの塗装に適している
・フォークリフトの走行にも耐えるほどの耐摩耗性と耐久性がある
・耐水性があり、腐食予防に優れている
・電気絶縁性に優れた特性がある

デメリット

・粘度が低いため、塗膜に柔らか味がない
・紫外線に弱く、長時間さらされることで白く変色し、劣化する
・対候性・低温硬化性に弱い

ウレタン樹脂

メリット

・弾力があるので硬化した後の塗膜も柔らかく、ひび割れしにくい塗膜となる
・耐薬品性に優れている
・素材に対して密着性が非常に高いため、扱いやすく施工性が良い
・素地の表面を樹脂で覆うため、傷に強く素地が侵されにくい（次回のメンテナンスの手間が少ない）
・耐衝撃性に優れており、衝撃による割れや剥がれが起こりにくい
・摩擦に強い

デメリット

・光沢保持率が低く、経年による光沢の減少速度が速い傾向がある
・防汚性に欠けており、汚れが付着しやすい
・高湿度の環境では発泡しやすいため、施工時に注意が必要

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